クリスマスとくるみわり人形

ドイツ、エルツ地方で300年以上の歴史を誇る伝統的な木工おもちゃが輝く2023秋冬展「クリスマスとくるみわり人形」へ行ってきました♪

ドイツのマイスター達の手作りの表情豊かなくるみ割り人形たち、くるみ割り人形の歴史や仕組み、物語、また文化が息づいた木工おもちゃの数々に大人の私たちも心踊る時間を過ごしました↟⍋↟

ここ数年、ピアノ教室のクリスマス会でチャイコフスキーのくるみ割り人形を中高生の生徒さんと連弾することが定番になってきています。生徒の皆さんが、少しでも名曲に触れる機会があると良いな〜と改めて感じました。

くるみ割り人形の詳細はこちら↓

クリスマスの時期になるとドイツ各地で人形のエルツ地方のおもちゃの中で特に有名な『くるみ割り人形』くるみわり人形は、1816年に発表されたE.T.A.ホフマンの小説『くるみ割り人形とねずみの王さま』で広く知られるようになり、さらに、このホフマンの物語を題材にこの物語をよりわかりやすく作りかえ、フランス語版にしたのがアレクサンドル・デュマニュルンベルクの『くるみ割り人形』でした。そして、このデュマの物語をバレエの評本にしたのが、ロシアの舞台監督ウセヴォロイスキーと振付師マリウス・プティパです。そして、このバレエ脚本にチャイコフスキーの音楽がつけられ、1891年にバレエの舞合として上演されました。チャイコフスキーが曲をつけたバレエ作品「くるみ割り人形」が、クリスマスの時期に各地で上演されるようになったそうです。ちなみに1851年に刊行された『くるみ割り王とあわれなラインホルト』は病気の少年ラインホルトが夢の中でくるみ割り人形の王様に出会い、おもちゃの国へ招待され、いろいろなおもちゃと遊んだあと、現実の世界へ帰りすっかり元気になったいう内容。こちらもホフマンの作品です。いずれもくるみ割り人形が魅力的な活躍をしています。

プライベート

2023.12.12

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